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株式会社 翻訳センター
  ひがし  
代表取締役社長 郁男
 


株主・投資家の皆様へ
−平成24年3月期業績についてのご報告−
 株主・投資家の皆様には、日頃より当社グループに対するあたたかいご支援ならびにご鞭撻、誠にありがとうございます。また、東日本大震災において被災された地域の復興をお祈りいたします。

<平成24年3月期 業績>
 平成24年3月期における我が国の経済は、東日本大震災後の急速な景気後退から生産活動の回復が進み、緩やかな持ち直し傾向が期待されたものの、欧州の債務危機や歴史的な円高の進行、海外景気の下振れリスクへの懸念により、引き続き厳しい状況が続きました。

 翻訳業界におきましては、震災影響から顧客企業の一時発注延期や夏季節電影響による発注体制の変更も見受けられましたが、企業の業績見通し改善による生産活動の回復から、翻訳需要は堅調に推移いたしました。

 このような状況のもと、当社グループでは、従来から推進している顧客ニーズに対応した高付加価値サービスの提案に加え、翻訳支援ツール「HC TraTool」の本格運用を開始し、企業のグローバルな事業展開に伴う翻訳需要・案件の獲得に努めてまいりました。その結果、当社グループの平成24年3月期連結業績は、売上高55億3,600万、純利益2億2,700万となり、ともに過去最高額を達成することができました。

 増収の要因として、工業分野、なかでも、自動車完成車・部品メーカーの大幅な受注増に加えて医薬および特許分野も堅調に推移したことが、増益の要因としては、売上高増に伴う利益向上に加え、経費コントロールが奏効したことが挙げられます。

<平成25年3月期の見通しについて>
 国内景気は緩やかな持ち直しの動きが期待されるものの、欧州の債務危機に起因する海外景気の下振れリスクへの懸念や国内においては電力供給の制限、デフレの影響などから、先行きは不透明であり、当社グループを取り巻く事業環境においても、依然として注視が必要な状況となっております。

 しかし、日本企業が行うグローバル展開や外国企業による日本市場への参入は、各企業にとって重要な戦略であることに変わりはなく、産業技術翻訳業界の環境は中・長期的には底堅く推移していくものと思われます。

 当社グループは、翻訳業界のリーディングカンパニーとしての規模、組織力などの強みと特徴を活かして顧客企業のグローバル展開を側面から支援し、着実なシェアアップを図ってまいります。さらに、翻訳支援ツール「HC TraTool」など当社独自のシステムを活用して収益力を強化するとともに品質の確保と向上を追求し、翻訳業界のリーディングカンパニーとして確固たる立場を築いていきます。

 また、さらなる翻訳業界発展のため、当社グループの企業価値向上だけでなく、翻訳者の地位向上ならびに翻訳業界の認知度向上も志向し、産業翻訳業界のデファクトスタンダードを目指して邁進してまいります。

 株主の皆様には当社事業および企業理念をご理解いただき、今後も引き続きご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

平成24年5月
代表取締役社長 東 郁男


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