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株主・投資家の皆様へ

株式会社 翻訳センター
  ひがし  
代表取締役社長 郁男
 


 平成18年4月28日、大阪証券取引所ヘラクレス市場に翻訳企業として初めて上場し、おかげさまで1年が経過致しました。これも株主の皆様からのあたたかいご支援によるものと感謝申し上げます。
  さて平成19年3月期の業績ですが、市場環境に恵まれたこともあり、売上・利益ともに前期比二桁アップの増収増益となりました。今後もこの勢いを継続し、企業価値の向上を図ってまいりますので、一層のご指導・ご鞭撻を頂戴できれば幸いに存じます。

<平成19年年3月期について>
 いま日本企業は、好業績を背景に設備投資が活発で、市場の大きいアメリカやEU、急成長の中国や東南アジアへ向けて、生産・販売拠点の拡充や進出が顕著です。
  一方、景気回復基調にある日本市場への外資系企業の参入も増加しています。また、進行するグローバリゼーションの中、国内外における企業間競争の激化により、高い技術の使用許諾、特許や著作権等の国際的取引を行う技術貿易が活発であり、日本企業もアメリカ・EUとの輸出入が盛んになっています。これらの動きはいずれも当社グループのコア事業である産業技術翻訳の需要に結びつくものであり、市場環境の追い風によって平成19年3月期の業績は、売上高4,006百万円(前期比14.8%増)、営業利益400百万円(前期比20.2%増)、経常利益389百万円(前期比19.2%増)、純利益210百万円(19.7%増)となりました。
  良好な市場環境を着実に業績へ反映できた要因としては、当社グループの強みを活かした事業活動にあります。多言語展開と、特許・医薬・金融・工業分野における高いスキルに裏打ちされた「品質・価格・スピード」という価値の提供と、東京・大阪・名古屋の主要3拠点を核として展開した潜在的ニーズを喚起する積極的な提案営業が、好業績に結びついたと分析しております。

<平成20年3月期を含む中長期の事業・経営方針について>
 現在、当社グループは、特許・医薬・金融・工業の4分野を中心に事業を展開しています。今後は、各分野の専門性をより高め、翻訳の品質向上を目指すとともに、これまで蓄積してきた専門知識や文書作成経験を活かし、“翻訳の枠を超えた”高付加価値のサービス提供を行うことで、競合他社に対する優位性の確立、市場の拡大、翻訳をベースとした総合的なソリューションの提供を図っていきたいと考えております。
  さらに、翻訳における新しい分野の開拓も視野に入れています。メディア・コンテンツ、さらには日本のサブカルチャーとして海外で受け入れられているMANGA(漫画)やゲームの翻訳も推進中です。また、業務効率化については、過去の翻訳業務をデータベース化して類似内容の翻訳業務に役立てる翻訳メモリ等、翻訳支援システムの構築も推進していきたいと思います。
  加えて、リーディングカンパニーとして、業界全体の認知度向上に一層の努力を払っていかなければなりません。
  株主の皆様におかれましては、当社グループが企業体としてまだまだ発展途上であることをご理解いただき、透明性の高い経営のもと、業務成果に応じた利益還元を実施してまいります。今後とも何卒倍旧のご支援を賜りますよう、宜しくお願いいたします。

平成19年6月1日

代表取締役社長 東 郁男


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