「翻訳をお願いしたい!」のその次は?初めての翻訳依頼のときに読むページ(前編)

2023.4.26

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「翻訳をお願いしたい!」のその次は?初めての翻訳依頼のときに読むページ(前編)

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    とらんちゃん

    本日より、「翻訳センター ブログ」を開設するよ!このブログでは、主に翻訳に関するお役立ち情報をお届けするよ。更新情報をメールで配信しているよ。

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    この記事では、はじめて翻訳会社に依頼する方へ、翻訳見積もりの依頼前準備と料金について紹介するよ。

    これさえあれば大丈夫!見積もりを依頼する前に用意するもの

    ズバリ、翻訳したい原稿

    翻訳の見積もりは実はとてもシンプルです。【翻訳したい言語】を伝えた上で【翻訳したい原稿】を送れば、見積もりは作れます。

    メールの件名に「英訳依頼」、本文に「お願いします」とだけ書いて原稿を送付されるお客さまもいらっしゃいますが、このような場合でもある程度問題なく見積もりは作れます。

    ですが、翻訳会社とのやり取りを減らしたい、求める品質を伝えた上で、正確な見積もりがほしい場合は次のことを意識するとよいかもしれません。

    見積もりを依頼するときに伝えるといいこと

    • 使用用途を伝える
    • 希望納期を伝える
    • 参考資料の有無を伝える

    使用用途を伝える

    翻訳会社は原稿の内容を見れば、翻訳後の原稿をどの場面で使うか、だいたいの見通しがつくことが多いです。しかし、それはあくまで推測の域をでません。

    使用用途一つで、同じ文章だとしても翻訳後の仕上がりも大きく変わってしまいます。

    例:「企業情報」という言葉一つとっても・・・。

     

    • そのまま翻訳:Corporate information
    • パンフレット:Corporate profile
    • WEBサイト:About us

    使用用途や翻訳の最終イメージがあれば、ぜひ原稿とあわせて担当者に伝えてみてください。

    希望納期を伝える

    「いつまでに必要」という希望があれば伝えましょう。翻訳会社はまず納期を確認して、対応できる依頼かどうかを確認します。

    参考資料の有無を伝える

    翻訳の参考となる資料です。お手元にあればぜひ見積もり時に「参考資料がある」と伝えてみましょう。

    参考資料といってもさまざまなものがあります。

    一般的に翻訳会社が参考資料と呼んでいる代表的なものを紹介いたします。

     

    • 用語集
      ※業界用語や、固有名詞の読み方、会社名・部署名など既に定訳が決まっているもの
    • スタイルガイド
      ※翻訳に関するルール(文体表現や表記など)を記したガイドブック
    • 過去の翻訳や、関連案件の翻訳
    • 製品のウェブページ、パンフレットなど
      ※「これがあったら翻訳時の助けになりそう」と思うものは参考資料になりえます。ぜひ一度、担当者に相談してみてください。

    ここまでは、見積もり時に伝えるといいことについて紹介しました。

    実際の見積もりの料金設定について、次の項目で説明します。

    翻訳料金は、基本的には文字数✕単価で見積もり

    原稿を受け取った翻訳会社は見積もりの準備を始めます。

    やはり一番気になるのは料金ですよね。

    翻訳料金は原文の文字数(単語数)✕単価で計算するケースが多いです。

    日本語から英語に翻訳する場合

    日本語から英語に翻訳する場合、原文は日本語なので、日本語の文字数✕単価で計算します。

    例:「とらんちゃんは、翻訳センター ブログのマスコットキャラクターです。」を翻訳する場合、32文字なので、32文字✕単価になります。

    英語から日本語へ翻訳する場合

    原文が英語の場合、英語のワード数(単語数)✕単価で計算します。

    例:Tran-chan is a mascot of this blog.の場合、「Tran-chan」、 「is」、 「a」、 「mascot」、 「of」、 「this」 、「blog」、で7ワードなので、7ワード✕単価です。

    ご注意

    • 実際の見積もりには、ミニマム料金(最低ご利用料金)がかかります。
    • 戸籍謄本など固定のフォーマットがある資料の見積もりは文字数(ワード数)✕単価での計算方式とは異なる料金形態を提示するケースもあります。

    次に翻訳の単価について解説します。

    単価は言語や分野によって異なる

    単価は言語原稿の内容によって変わります。例えば、希少言語や専門性の高い原稿は、翻訳者の数も少ないので、単価は高くなります。もちろん、翻訳会社によって単価は一律ではありません。単価を知りたい場合、遠慮せずに翻訳会社に問い合わせてみてください。

    ここまで、原稿が手元にある場合の話をしてきましたが、「原稿がまだ完成していない」、「まだ原稿を渡せない」といったケースはありませんか?

    こんなケースありませんか?

    ①まだ原稿が完成していない。完成を予想して概算見積もり

    画像02

    「まだ原稿ができていないのに、上司から『翻訳はあとどれくらいで完成するの?』って聞かれちゃった。ど、どうしよう」とソワソワが止まりませんよね。

    そんなときは、未完成の原稿のまま送っても大丈夫!あと何ページぐらい作成する予定と伝えてもらえると、1ページあたりの文字数を推測して、概算で見積もることができます。

    ②まだ原稿を渡せない。文字数で概算見積もり

    「原稿はあるけど、複数の翻訳会社から見積もりを取り寄せている段階。発注先が決まるまで原稿を渡せない」というケースもよく伺います。

    そんなときは、文字数だけを伝えれば、概算で見積もりができます。

    ある程度の費用感を確認したうえで翻訳会社を絞り込みたいときに活用してみてください。

    なお、見積もりの段階でもNDA(秘密保持契約)の締結は可能です。先に、NDAを締結しておけば、本見積もりもスムーズに行うことができます。

    まとめ

    いかがでしたか。今回は見積もりまでの流れや、料金について説明しました。

    後編では、「翻訳の納期について」解説いたします。

    ここまでお読みいただきありがとうございました。

    翻訳センター インサイドセールスチーム

    とらんちゃん

    とらんちゃん

    「とらん」だけに「トランスレーション(翻訳)」が得意で、世界中の友達と交流している。 ポケットに入っているのは単語帳で、頭のアンテナでキャッチした情報を書き込んでいる。

    • 生年月日1986年4月1日(トラ年・翻訳センター創業と同じ)
    • モットー何でもトライ!
    • 意気込み翻訳関連のお役立ち情報をお届けするよ。

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