スタッフ紹介

徹頭徹尾「あたり前のことを
あたり前にできる」

翻訳態勢を

コーポレートビジネス
営業部部長

南本 昌彦

お客様を取り巻くビジネスの最前線と

翻訳の世界の交差点で

あたり前のことをあたり前にできるというのは、どの業界でも意外と簡単なことではないと感じます。翻訳業界においては、ほとんどの案件がオーダーメイドであり、特に金融・法務の領域では納期が短いという時間的制約と、文書の種類が多彩でそれぞれ特有の専門性を有するという宿命におかれています。そもそも私たちが取り扱う「言葉」は、その他の商材のように大量生産できるようなコモディティとして扱うべきでなく、原稿の言葉の真意や含蓄に注意深く耳を澄ますべき案件が多数存在します。こうした翻訳の世界とお客様を取り巻くビジネスの最前線の交差点にあって、徹頭徹尾「あたり前のことをあたり前にできる」翻訳態勢をいかに安定的に強化していけるかを、絶え間なく追求していきたいと考えています。

10年、15年と知恵を絞って仕組みづくり

お客様と直接お話しさせていただく機会を大切に

営業・プロジェクトマネージャ・品質管理が一体となって

具体的には、お客様から原稿をいただくところから私たちの実務作業が始まりますが、原稿を見ていただけでは、お客様がなぜその翻訳文を必要とされているかは、必ずしもわかりません。また、その原稿はどの読者層を想定して作成されていたかも、はっきりとわからないことがあります。逆に言うと、翻訳の目的と想定読者層が鮮明になるだけで、その翻訳案件のしかるべき方向性を、相当の精度で推し量ることができます。そのため私たちは、原稿からだけではわからないこうした前提や背景を事実や体感として理解するため、お客様と直接お話しさせていただく機会を、とても大切にしています。その上で、どのような表現の可能性があるか、品質担保とスピードのバランスはどうか、お客様を取り巻く業界の最新動向とピントが合っているか——営業・プロジェクトマネージャ・品質管理の各職務スタッフが一体となって「あたり前のことをあたり前に遂行する」サイクルを恒常化する。こうした翻訳態勢を盤石にしてはじめて、お客様の翻訳に対するご期待を凌駕できるものと考えています。

プロフィール

コーポレートビジネス営業部部長

南本 昌彦(みなみもと まさひこ)

2001年入社、2012年~2021年の間、特許営業部部長として東京・大阪・名古屋の三拠点を束ねる。2020年より金融・法務分野の部長も兼任。2021年、工業・ローカライゼーション営業部と金融・法務営業部の統合により、コーポレートビジネス営業部部長に就任。