スタッフ紹介

機械ができること、人ができることを見極め
最適な工程を導き出します

エンジニア

松田 ひとみ

ITを活用した翻訳作業の効率化

翻訳サービスがお客様のご要望にお応えするためには、今やIT技術が必須の時代となりました。エンジニアは、ITを活用して翻訳作業の効率化に取り組んでいます。まず、翻訳支援ツールが最大限に活用できるよう様々な形式の原稿を加工します。また翻訳メモリの運用においても、対象となる文章にどの程度類似性があるのか、繰り返しがあるのかをエンジニアが解析し、コーディネータと協力して案件ごとに最適な工程を工夫します。例えばお客様から大至急必要な翻訳をご依頼いただいた場合、解析を行って原文テキストの7割が重複しているとわかれば、残り3割の翻訳に注力することで、短納期を実現することが可能です。お客様からのご指定で特定の翻訳支援ツールを使用する場合にも、ご要望に沿った工程設計をいたします。

翻訳の枠を超えた付加価値の高いサービス提供を

職場ぐるみで取り組む
ITリテラシーの向上

翻訳品質には、人が担保すべき部分と機械に任せられる部分があります。これからの翻訳では、機械ができることは機械に任せ、人は人にしかできないことに注力することで、有益な結果が期待できると考えます。翻訳支援ツールは、機械翻訳と組み合わせることでさらに可能性が広がります。それらすべてを活用するには、翻訳者や社員がITリテラシーを高めることが不可欠となるため、研修などの機会に機械翻訳や翻訳支援ツールの動向を伝えることで、IT活用について職場の関心を高めるよう努めています。

プロフィール

エンジニア

松田 ひとみ(まつだ ひとみ)

2006年入社。業務推進部にてゲームや漫画のコンテンツ翻訳を担当。翻訳ツールの利用頻度が高く、社内のIT活用に貢献。その経験を買われエンジニア職へ。2013年に医薬営業部に配属。