株主・投資家の皆様へ
2025年3月期業績についてのご報告
株主・投資家の皆さまには、日頃より翻訳センターグループに対するあたたかいご支援ならびにご鞭撻を賜り、心より感謝申し上げます。
翻訳センターグループの2025年3月期の業績につきましては、コアビジネスである翻訳事業と通訳事業の売上高が過去最高を更新したものの、コンベンション事業縮小に伴う大幅減収の影響により、売上高は前期比0.8%減の11,210百万円となりました。利益面につきましては、人件費を主とする販売費及び一般管理費の増加により、営業利益は前期比1.3%減の890百万円、経常利益は持分法による投資利益の減少等により前期比3.5%減の905百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 は子会社株式売却益と第4四半期の東京本社移転に伴う移転補償金の計上により、前期比1.7%増の723百万円となりました。

2026年3月期 業績予想について
2026年3月期の業績予想につきましては、売上高11,400百万円(前期比1.6%増)、営業利益900百万円(前期比1.0%増)、経常利益920百万円(前期比1.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益630百万円(前期比12.9%減)を見込んでおります。
2026年3月期 配当予想について
当社は、株主に対する利益還元を経営の重要な課題の一つとして認識しており、連結配当性向 35%を目標として、安定的な配当の実施および将来の事業拡大のための内部留保などを総合的に勘案した利益配分を行うことを基本方針としております。この基本方針のもと、財政状態、利益水準などを総合的に勘案し、2026年3月期の配当は前期と同額の一株当たり75円といたします。
第6次中期経営計画
当社は今年5月に『第6次中期経営計画』(対象期間:2026年3月期~2028年3月期)を策定いたしました。専門分野に精通した翻訳者・通訳者と日々蓄積される豊富な言語資産の活用を通じて、デジタル時代に対応した言語サービスを提供することで、顧客から最も信頼される言語サービスのパートナーになることを目指します。
株主の皆さまには私たち翻訳センターグループの事業および企業理念をご理解いただき、今後も引き続きご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2025年5月
代表取締役社長二宮 俊一郎