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株主・投資家の皆様へ

2026年3月期第1四半期業績についてのご報告

株主・投資家の皆さまには、日頃より翻訳センターグループに対するあたたかいご支援ならびにご鞭撻を賜り、心より感謝申し上げます。

翻訳センターグループの2026年3月期第1四半期の業績につきましては、通訳事業が同期間として過去最高の売上高を更新した一方で、コア事業である翻訳事業において、米国の通商政策に対する不透明感を背景に、連結売上高は前年同期比1.7%減の2,669百万円となりました。利益面につきましては、グループ全体で経費削減に取り組んだ結果、販売費及び一般管理費が前年同期を下回り、営業利益は前年同期比22.3%増の212百万円、経常利益は持分法による投資利益の増加と為替差損の減少により前年同期比24.8%増の219百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比26.8%増の142百万円となりました。

  
代表取締役社長 二宮 俊一郎

2026年3月期 業績予想について

2026年3月期の業績予想につきましては、売上高11,400百万円(前期比1.6%増)、営業利益900百万円(前期比1.0%増)、経常利益920百万円(前期比1.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益630百万円(前期比12.9%減)を見込んでおります。

2026年3月期 配当予想について

当社は、株主に対する利益還元を経営の重要な課題の一つとして認識しており、連結配当性向 35%を目標として、安定的な配当の実施および将来の事業拡大のための内部留保などを総合的に勘案した利益配分を行うことを基本方針としております。この基本方針のもと、財政状態、利益水準などを総合的に勘案し、2026年3月期の配当は前期と同額の一株当たり75円といたします。

第6次中期経営計画

当社は今年5月に『第6次中期経営計画』(対象期間:2026年3月期~2028年3月期)を策定いたしました。専門分野に精通した翻訳者・通訳者と日々蓄積される豊富な言語資産の活用を通じて、デジタル時代に対応した言語サービスを提供することで、顧客から最も信頼される言語サービスのパートナーになることを目指します。

株主の皆さまには私たち翻訳センターグループの事業および企業理念をご理解いただき、今後も引き続きご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 二宮 俊一郎

2025年8月

代表取締役社長二宮 俊一郎