英語プレゼンテーションを成功させるポイントは?「伝える・伝わる」発表のヒントと実践フレーズ Part2

公開日:2026.2.25 (更新日:2026.2.24)

  • イベントレポート
英語プレゼンテーションを成功させるポイントは?「伝える・伝わる」発表のヒントと実践フレーズ Part2

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    翻訳センターでは、「お客さまの『言語』に関するお悩みを少しでも解消したい」という想いから、「英語コミュニケーション」をテーマにしたセミナーをシリーズで開催しています。
    回を重ねるごとに多くの反響をいただき、記念すべき第10弾を迎えました。本シリーズは、翻訳センターが開催する法人企業向け無料セミナーの中でも、特にご好評いただいている人気シリーズです。

    今回は、その最新作、「英語プレゼンテーション 発表編 ~パート2~」(2026年1月開催)のセミナーレポートをお届けします。
    パート1では発表本編の構成やフレーズを学びましたが、パート2では多くのビジネスパーソンが不安を感じる「質疑応答(Q&A)」がテーマです。

    英語プレゼン発表のパート1はこちらの記事です。興味がある方はぜひ併せてご覧ください。

    英語プレゼンテーションを成功させるポイントは?「伝える・伝わる」発表のヒントと実践フレーズ Part1

    とらんちゃん

    今回の記事では、プレゼンテーションのQ&Aセッションで使えるフレーズをたくさん紹介するよ。
    みんなも、とらんと一緒に練習しよう!

    セミナー情報

    プレゼンテーションにおいて質疑応答は、単に質問に回答するだけではなく、聴衆との対話を通じて信頼関係を築きプレゼンの成功を決定づける重要なセッションです。
    しかし、予期せぬ質問への対応や、とっさの英語表現に課題を感じている方は少なくありません。

    「質問を聞き取れなかったらどうしよう・・・」
    「答えられない質問が来ると怖いな・・・」

    本セミナーでは、このような不安を解消し、プレゼンの最後を自信を持って締めくくるためのヒントを紐解きました。

    講師は、Globish(英語を母語としない話者向けに考案された英語コミュニケーションメソッド)認定講師の木村 達也先生と、ネイティブ講師のイーバ メズリス先生に登壇いただきました。
    日本人の英語学習者が抱える悩みを熟知した木村先生の解説と、イーバ先生によるネイティブの視点・発音を交え、Q&Aセッションをスムーズに進めるためのテクニックと実践フレーズが満載です。

    発表者が意識すべき4つのポイント

    まずイーバ先生より、質疑応答セッションにおいて発表者が意識しておくべき4つのポイントについてお話がありました。
    質問が出やすい「良い雰囲気の質疑応答」となるよう、下記の点に配慮しましょう。

    1. Welcome questions(質問を歓迎する姿勢を示す)
      「どんな質問でも受け付けますよ」という歓迎の言葉や態度を全面に出しましょう。
      ひと言添えるだけで聴衆の心理的ハードルがぐっと下がり、質問が出やすくなります。
    2. Be open and confident(オープンで自信ある態度を保つ) 
      背筋を伸ばし、堂々とした姿勢で臨みましょう。これは聴衆からの安心感や信頼感につながります。
      発表者自身も落ち着き、発声の安定にもつながります。
    3. Look at your audience(聴衆全体を見渡す)
      特定の人物だけでなく、会場全体に視線を配るように意識しましょう。
      全体を見ることで「誰でも発言しやすい場」という印象を作れます。
      また、会場のあちこちに視線を送ることで、「自分も聞かれている」「関与している」という参加意識が高まり、質問が生まれやすくなります。
    4. Encourage participation(参加を促す) 
      質問しやすい空気を作り、聴衆の参加を積極的に促します。
      この姿勢は、質疑応答を「一方通行」から「対話型」に変えるスイッチであり、結果的にプレゼン全体の質や印象を大きく向上させます。
      参加型の空気が生まれると、プレゼン全体の満足度が高まりやすいのもメリットの一つです。

    明日から使える!質疑応答の流れに沿った実践英語フレーズ

    発表者が意識すべき4つのポイントを押さえた上で、ここからは、実践的に使える英語フレーズを紹介します。
    質問しやすい空気を作り、聴衆の参加を積極的に促していくために、すぐに活用できるフレーズです。

    1. 質疑応答の始め方:参加を促す

    前述の通り、「ひと言添える」手法は、質問しやすい空気を作り「対話型」の雰囲気を醸成するためにとても有効です。
    聴衆の心理的ハードルがぐっと下がり、質問が出やすくなります。
    Q&Aパートへ誘導しつつ、質問を歓迎していることを言葉で明確に伝えましょう。

    Now, let’s move on to the Q&A session.(それでは、質疑応答の時間に移りましょう。)
    I’d be happy to answer any questions now.(今から、ご質問にお答えいたします。)
    If you have any questions, please feel free to ask.(ご質問がございましたら、お気軽にどうぞ。)
    Please feel free to ask anything.(どうぞご遠慮なくお聞きください。)

    2. 質問を受ける・確認する:焦らず正確に

    質問を受けた際、すぐに回答するのではなく、まずは感謝を伝えるよう意識しましょう。

    ・丁寧に質問を受ける(感謝と評価)
    Thank you for your question.(ご質問をありがとうございます。)
    I’m glad you asked that.(その質問をしていただいてうれしいです。)
    Thank you for bringing that up.(その話題を出していただき、ありがとうございます。)
    That’s an interesting point.(興味深いご指摘ですね。)
    That’s a good question.(それは良い質問ですね。)


    また、質問内容を正しく理解したことを確認するクッションを挟むのもテクニックの一つです。
    聞き間違いを防ぐだけでなく、回答を考える時間を稼ぐ効果もあります。

    ・質問内容を確認する(繰り返し・言い換え)
    Let me repeat the question. So, you are asking ...(質問を繰り返します、あなたがお聞きになりたいのは・・・)
    So, if I understand correctly, your question is ...?(では、もし私の理解が正しければ、あなたのご質問は・・・?)
    Could you please rephrase that?(恐れ入りますが、別の言い方で説明していただけますか?)
    Could you please repeat the question? (もう一度お願いできますか?)

    3. 難しい質問・答えられない質問への対応

    すべての質問に完璧に答える必要はありません。重要なのは「誠実な対応」です。
    答えに窮する場面でも、以下のフレーズを使えば落ち着いて対処できます。
    また、回答を持ち合わせていない場合は、正直にその旨を伝え、後でフォローアップすることを約束するのがビジネスにおける適切なマナーです。

    Let me take a moment to think.(少し考えさせてください。)
    I’ll need some time to look into that.(その件については少し調べる時間が必要です。)
    I’ll check and get back to you.(確認して後ほどご連絡します。)
    May I get back to you later with more details?(詳細を含め、後ほどご連絡させていただいてもよろしいでしょうか?)
    I don’t have the answer with me right now, but I’d be happy to get back to you after the presentation.(今すぐに答えは持ち合わせていませんが、プレゼン終了後、ご連絡いたします。)

    4. Q&Aのクロージング:感謝で締める

    回答後は、質問者が納得したかを確認し、Q&Aセッション全体を感謝で締めくくります。

    ・クロージング
    Does that answer your question?(質問への回答になりましたか?)
    I’m afraid we’re out of time for questions.(すみませんが、もう質問の時間がありません。)
    If you have any other questions, please feel free to ask me later.(他に質問があれば、後ほどお気軽にお声かけください。)
    If there are no further questions, I'd like to wrap things up here.(他に質問がなければここまでにしたいと思います。)

    ・感謝
    Thank you for all your great questions.(たくさんの良い質問をありがとうございました。)

    参加者の声

    セミナーにご参加いただいた方々からは、質疑応答への苦手意識が和らいだ、すぐに活用できそう、という声を多くいただきました。

    「質問を聞き返すテクニックは、明日からの発表ですぐに使いたいです」

    「今回のセミナーは、口頭で発表する場面を想定されていると思いますが、フレーズの中には日ごろのメールのやりとりにも使えるものがあり、参考になりました」

    「効率よく伝わるプレゼンテーション」として日本語でのプレゼンでも役に立つ内容だと思いました。英語でもできるようになりたいと思います」

    また、「どこが難しかったか」「もっとこういうポイントが聞きたい」といったお声を、今後のコンテンツづくりに活かすための大切なヒントとして、ひとつひとつ拝見しています。
    アンケートにご回答いただいた方への特典としてお渡ししている「フレーズ集」も、そうした声をもとに工夫を重ねています。

    セミナー運営の裏側

    翻訳センターの英語コミュニケーションセミナーは、忙しいビジネスパーソンの方にも無理なくご参加いただけるよう、録画配信(オンデマンド)形式で実施しています。
    「英語を学びたい気持ちはあるけれど、まとまった時間を確保するのが難しい」
    そんな方にも、ご自身のペースで、必要なところを効率よく学んでいただきたいという思いから、この形式を採用しています。

    動画は、通勤前や業務の合間など、短い時間でも視聴しやすい長さ・構成を意識しています。
    再生速度を調整して発音をじっくり確認したり、チャプター機能を使って「難しい質問への対応」「Q&Aのクロージング」など、必要なセクションだけを見返すことも可能です。
    「今日はここのフレーズだけ復習しよう!」というような使い方をされる方もいるようです。

    セミナー内容についても、「完璧な英語を話すこと」をゴールにはしていません。
    実際のビジネスシーンでは、相槌を打ったり、聞き返したり、言い換えたり、ときには「後ほど確認します」と伝えることも、立派なコミュニケーションです。

    本セミナーでは、そうした仕事を前に進めるための、実用的な「伝わる・伝える」英語表現を大切にしています。

    翻訳センターは、日々さまざまな企業の「言語」に関する課題に向き合ってきました。
    その経験があるからこそ、英語コミュニケーションにおいて多くの方がつまずきやすいポイントや、不安を感じやすい場面をテーマとして取り上げています。

    このセミナーが、「英語が不安」という気持ちを少し軽くし、実務で使える英語への最初の一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。

    とらんちゃん

    忙しい毎日の中でも、ちょっとしたスキマ時間で学べたらうれしいよね!
    自分のペースで学びを深めよう。

    まとめ

    いかがでしたか?英語プレゼンテーションにおける質疑応答は、発表内容の理解を深めるだけでなく、聴衆との信頼関係を築く重要なプロセスです。
    質問を歓迎する姿勢、聞き返し・確認のフレーズを活用し、すべての質問に即答することよりも、誠実かつ冷静に対応することにフォーカスしましょう。
    今回ご紹介したポイントやフレーズが、英語プレゼンへの不安を少し軽くし、「やってみよう」と思えるきっかけとなれば幸いです。

    今後のセミナー情報

    翻訳センターで開催している最新のセミナーに関する情報は、以下の「セミナー情報ページ」にてご案内しています。ぜひチェックしてみてください!

    また、「こんなセミナーがあったらいいな」というご要望がありましたら、「読みたい記事をリクエストする」からご連絡ください。ご意見をお待ちしております。

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    翻訳センター ブログチーム

    とらんちゃん

    とらんちゃん

    「とらん」だけに「トランスレーション(翻訳)」が得意で、世界中の友達と交流している。 ポケットに入っているのは単語帳で、頭のアンテナでキャッチした情報を書き込んでいる。

    • 生年月日1986年4月1日(トラ年・翻訳センター創業と同じ)
    • モットー何でもトライ!
    • 意気込み翻訳関連のお役立ち情報をお届けするよ。

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