英語プレゼンの工夫|英語力に自信がなくても伝わる発表テクニック【発表編 Part3】
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翻訳センターでは、「お客さまの『言語』に関するお悩みを少しでも解消したい」という想いから、「英語コミュニケーション」をテーマにしたセミナーをシリーズで開催しています。
この記事は、2026年5月に開催した「英語プレゼンテーション 発表編 ~パート3~」のセミナーレポートです。
パート1では、プレゼンの始め方や締め方に加え、本編で有効な「サインポスティング」など、プレゼン進行の基本を紹介しました。パート2では、多くのビジネスパーソンが不安を感じる「質疑応答(Q&A)」をテーマに、流れに沿った実践英語フレーズを紹介しました。続く今回のパート3では、英語力への不安を払拭するためのテクニックや発表をちょっとレベルアップするヒントにフォーカスしたセミナーを実施しました。
過去に公開したパート1、パート2についての記事はこちらです。興味がある方はぜひご一読ください。
英語プレゼン 発表の基本|プレゼン進行のコツと伝わる話し方【発表編 Part1】
英語プレゼン Q&A対策|使えるQAフレーズと雰囲気づくりのコツ【発表編 Part2】
伝わるプレゼンテーションのためには「完璧な英語」だけが正解というわけではないよ。
伝えるための工夫やヒントを一緒に見ていこう!
セミナー情報
英語でのプレゼン発表、「英語力に自信が無くて不安・・・」と感じることはありませんか?
英語プレゼン発表編のパート3となる今回のセミナーでは、このような不安を解消するためのテクニックや、プレゼン発表をワンランク引き上げる英語フレーズを、ネイティブ講師のデモンストレーションを交えて紹介しました。
日本人学習者特有の英語への悩みを熟知した木村 達也先生による丁寧な解説と、ネイティブ講師であるイーバ メズリス先生のアドバイスをもとに、自信を持って英語プレゼンテーションに臨むための実践的なテクニックが盛りだくさんのセミナーとなりました。
翻訳センターの英語コミュニケーションセミナーは、忙しいビジネスパーソンの方にも無理なくご参加いただけるよう、録画配信(オンデマンド)形式で実施しています。「英語の発音をじっくり確認したい」「必要な部分だけ見直したい」というニーズにお応えし、動画プラットフォームの機能を使って「0.75x」や「0.5x」といった再生速度の調整や、特定のセクションにジャンプできるチャプター機能を活用してご視聴いただけます。
英語プレゼンテーションの大切なポイント(おさらい)
具体的なテクニックの説明に入る前に、まずは英語プレゼンテーションにおける大切なポイント ー プレゼンの目的と日本的プレゼンとの違い ー をおさらいしておきましょう。
プレゼンテーションは「英語力の発表会」ではなく、何かを伝え、行動を促すための手段です。また、日本的なプレゼンでは、資料の説明や情報の羅列に偏る傾向がありますが、英語のプレゼンでは「聞き手にどう伝わるか」が重視されます。
そのため、
- ストーリー性
- シンプルさ
- 明確なメッセージ
が求められます。
これらを実現するには、以下の代表的な構成を活用することが有効です。
- IBC:Introduction(導入) → Body(本論) → Conclusion(結論)
- SCR:Situation(現状) → Complication(問題) → Resolution(解決策)
SCRのフォーマット、目的や伝え方によって分類されたプレゼンのスタイルなど、英語プレゼンの基本構成について紹介している記事もあります。興味がある方はぜひご覧ください。
はじめての英語プレゼンテーション | 基本を学ぼう!「伝える・伝わる」英語プレゼン資料作成の心構え
プレゼンタイプと例文紹介 ~はじめての 英語プレゼンテーション~
英語力のハンデを補う4つのテクニック
英語力に自信がない場合でも、事前の準備や発表時の工夫でそのハンデをカバーすることができます。ここからはセミナーで紹介した具体的なテクニックの一部を、厳選して紹介します。
1. スライドでカバーする
準備段階でできることは、聞き手に「読ませる」シンプルで分かりやすいスライドを作成することです。発表時の英語力を補うために、聞き手が視覚的に理解しやすいスライドで情報を補完できるようにします。
具体的には、
- 1スライド=1メッセージを意識し、情報を詰め込みすぎないよう工夫しましょう。
- 詳細データや補足資料が必要な場合は、添付資料としてスライド終盤にまとめるといいでしょう。本編では要点のみを簡潔に記載することで、聞き手の理解を促し、伝えたいことが印象に残るプレゼンになります。
- テキストだけでなくグラフやアイコンを活用し、ポイントを視覚的に伝える工夫も効果的です。
2. プレゼン前後のメールでカバーする
Announcement Email(告知メール)やThank you Email(御礼メール)も重要なコミュニケーションの一部です。
告知メールでは、日時やオンラインのリンクを明確に記載し、参加メリットをできるだけ詳しく伝えましょう。
御礼メールでは、感謝とともに資料や動画リンクを共有します。
いずれもスマートフォンでも読みやすい長さにまとめるのが理想的です。
また、可能であれば事前にスライドを共有しておくと、聞き手の理解度向上にもつながります。
3. 発表時の工夫でカバーする
イーバ先生の所感としては、日本人はプレゼンの際に話すスピードが速くなりがちな人が多いとのことです。できるだけゆっくり、はっきり、間を取って話すように意識しましょう。
また、「First / Second / In conclusion」などを用いて話の流れを明確にし、重要なメッセージは強調して伝えます。完璧な発音よりも「伝えること」を優先することが重要です。
なお、強調のフレーズ例はパート1のサインポスティングの章でも紹介しています。ぜひ確認してみてください。
英語プレゼン強化セミナー 発表編Part1|進行に沿った基本の英語フレーズと伝わる発表のヒント
4. ノンバーバル・コミュニケーションでカバーする
プレゼン中のジェスチャーは「多ければいい」のではなく、意味のある動きに絞ることが重要です。過度に動くよりも、落ち着いた所作の方が聞き手に安心感を与えやすい、という考え方です。ゆっくり全体を見渡し、話題転換や強調のときだけジェスチャーを入れると効果的です。
加えて、スライドを切り替えた直後に2〜3秒の間を置き、聞き手に内容を読む時間を与える「Strategic Silence(戦略的沈黙)」というテクニックも紹介しました。指さし、ポインターの活用も積極的に取り入れましょう。

明日から使える!プレゼンをレベルアップする実践英語フレーズ
英語プレゼンテーションをワンランク引き上げるためには、一方通行ではなく、聞き手とつながる工夫が必要です。セミナーで紹介された、明日からすぐに使える実践的な英語フレーズを厳選して紹介します。
- 一方通行ではなくインタラクティブに問いかける
Does this make sense?(これで意味は通じますか?)
Have you seen this before?(今までにこれをご覧になったことがありますか?)
Please raise your hand if you agree with this.(賛成の方は手を挙げてください。) - 注意を引くように問いかける
What if there were a better way to solve this problem?(この問題を解決するよりよい方法があったらどうでしょうか?)
Imagine for a moment that you were in that situation. What would you do?(その状況に自分が置かれたと想像してみてください。どうしますか?) - 行動を促す
Let’s take the first step together today.(今日、最初の一歩を一緒に踏み出しましょう。)
I encourage you to try this approach in your work.(このアプローチをぜひ皆さんの仕事で試してみてください。)
Let‘s move forward and make this happen.(一緒に前に進んで、これを実現しましょう。)
問いかけでも複数のパターンを用意しておくとよさそうだね。
必要なタイミングですぐに出てくるよう、フレーズを繰り返し練習しよう!
参加者の声
セミナー参加者から多くのフィードバックが寄せられました。特に、実際のプレゼンテーションを想定したデモンストレーションや具体的な解説が充実しており、英語プレゼンテーションにそのまま活かせる内容である点が好評でした。
「実際のプレゼンテーションのサンプルが充実しており有用でした」
「今回のセミナーも実践的な内容で、実例も分かり易くてとても参考になりました」
「30分のセミナーは気軽に受けやすいと感じました」
セミナー運営の裏側
今回のセミナーで特に注力したのは、イーバ先生による英語でのデモンストレーションです。製品紹介や改善提案など、より実務に近い内容で数パターンのプレゼンテーションデモを実施し、実践的なスキルの習得にご活用いただくよう工夫しました。イーバ先生のデモに木村先生のコメントを加え、どんな点がポイントか、どんな狙いでプレゼンを構成しているかなど、丁寧に解説されています。
この企画は、これまで英語コミュニケーションセミナーシリーズに継続して参加されている学習意欲の高い皆さまからの要望を反映したもので、パート1からお伝えしていた英語プレゼンのポイントをふんだんに盛り込みました。
翻訳センターがサポートする「グローバルコミュニケーション」
今回のセミナーで紹介したようなコミュニケーションスキルの向上は、ビジネスの現場で即戦力となる武器になります。
翻訳センターでは、医薬・特許・工業・金融・法務などの文書翻訳にとどまらず、通訳、動画翻訳、AI音声認識、そして今回のような英語コミュニケーション講座など、皆さまのグローバルな情報発信を多角的にサポートするサービスをご用意しています。
英語プレゼンテーションの資料翻訳やネイティブチェックなども承っておりますので、コミュニケーションに関する課題がございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
- 英語コミュニケーション講座
- やさしい日本語執筆
- 日本人従業員向け研修(多文化共生/やさしい日本語会話術)
- 外国人従業員向け研修(日本語/日本ビジネスマナー・文化)
- 動画翻訳・AIナレーション(プレゼン・研修資料の多言語動画化、AI音声ナレーションの作成 など)
まとめ
いかがでしたか?英語プレゼンテーションにおいて、完璧な英語を話すことだけが成功の鍵ではありません。「伝える・伝わる」ためのシンプルなスライド構成、事前のメールでのサポート、そして一方通行ではなくインタラクティブに問いかける、といった聞き手とつながる表現を活用することで、英語力のハンデを十分に補うことができます。今回紹介したポイントやフレーズを、次回の英語プレゼンや日々のミーティングでぜひ実践してみてください。
今後のセミナー情報
翻訳センターで開催している最新のセミナー情報は、以下の「セミナー情報ページ」にてご案内しています。ぜひチェックしてみてください。
また、「こんなセミナーがあったらいいな」というご要望がありましたら、「読みたい記事をリクエストする」からご連絡ください。ご意見をお待ちしております。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
翻訳センター ブログチーム
とらんちゃん
「とらん」だけに「トランスレーション(翻訳)」が得意で、世界中の友達と交流している。 ポケットに入っているのは単語帳で、頭のアンテナでキャッチした情報を書き込んでいる。
- 生年月日1986年4月1日(トラ年・翻訳センター創業と同じ)
- モットー何でもトライ!
- 意気込み翻訳関連のお役立ち情報をお届けするよ。
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